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: 形状評価での所見の組み合わせ : 機能についての推論 : 機能的な特性

カテゴリー定義の木

異なった物体カテゴリーについてのGRUFFの知識は、その葉が知識プリミティブの命令文を表すカテゴリー定義の木として組織化される。我々の目的のためにここで、我々は木のルート(根)ノードが基本的なレベルの物体カテゴリー[23,26,28]を表すと考えることができる。「椅子」のためのカテゴリー定義の木は図6.13で例証される。木でのそれぞれのノードが子孫の2つのセットを含んでいてもよい。一つの子孫のセットは、リンクとして実装されたものを追うことによって発見され、機能的な特性に関してのカテゴリーの定義を与える。我々の「椅子」の例で、物体が安定性の機能特性を満たし、座ることのできる面を提供するならば、カテゴリー「通常の椅子」のメンバーであると考えられる。もう一つの子孫が、サブカテゴリーリンクを追うことによって発見でき、基本レベルのカテゴリーのサブカテゴリーと呼ばれるものに分けることができる。サブカテゴリーノードは、一つかもっと多くの子孫として実装されるそれ自身のセットを持つ。これらは、親カテゴリーのものの他に必要とされる機能特性を表す。このようにして、サブカテゴリーはその親の定義のより詳細なディテールを提供する。ここでは、サブカテゴリー子孫の多くのレベルが、図6.13の「通常の椅子」、「背もたれがまっすぐな椅子」[ひじかけ椅子」となる。

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SATO Yoshihiro 平成12年10月26日