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作成

作成とは、与えられる最終結果のデータ型と元画像のデータ型を結ぶように、 画像処理モジュールを順番に並べる処理である。画像処理モジュールをランダ ムに選択する処理は、最終結果のデータ型から逆にたどっていくことによって なされる。選択されたモジュールの入力データ型が、元画像のデータ型(一般 に白黒画像)であった場合、次に行う処理は次の2つから等しい確率で選ばれ る。(1)列の作成をここで終了する(2)このモジュールに連結できる他のモジュー ルを探す。

個々のモジュールの1番目の入力と出力を使って一直線に列を作成した後、も し複数の入力を取るモジュールが存在し、その入力が確定していない場合は、 更に(それを埋める)処理列が作成される。この新たに作成された列の先頭の 入力データ型が、最初に作成された列の(どこかの)出力端もしくは元画像の データ型と等しい場合には、この列は半分の確率で最初に作成された列と連結 される。さもなければ、この列は様々なモジュールを連結することで拡張され る。もし、未解決な複数の入力端があった場合、最初に決定される入力端はラ ンダムに選ばれる。



SATO Yoshihiro 平成12年11月10日