: 作成/変換による新しい列の生成
: 画像処理列の自動生成
: 作成
この時点で実装されている変換操作は、消去・交換・挿入・パラメータの変更
である。画像処理モジュール列に対して、変換は次のように行われる。
STEP1:変換されるべきモジュールをランダムに選択する。
STEP2:次の3つから可能な変換を1つ選択する。(1)削除/交換(2)挿入
(3)パラメータ値の変更
STEP3:選択された変換にしたがって処理する。もし失敗したなら、
STEP1に戻る。
CASE1:消去/交換
- まず、STEP1で選択されたモジュールを取り除く(Figure 7.11(a))。
- 次に、分離された端AとBを連結する(1つ以上のモジュールからなる)
列を作成にしたがって作り出し、挿入する。しかし作成の場合と異なり、もし
もしAと同じデータ型を持つモジュールが(作成の過程で)見つかったなら、
即座にAと連結する(Figure 7.11(b))。もし、列の長さが10を超えた場合、
失敗とみなされる。
- もしAとBのデータ型が等しい場合、50%の確率でAとBを直接連結する
(Figure 7.11 (c))。
- 複数の入力を持つモジュールを削除した過程で生じた不必要な部分列を
消去する(Figure 7.11(d))。
CASE2:挿入
- 挿入を行う側(STEP1 で選択されたモジュールの入力側か出力側か)を
ランダムに決定する。もし、複数の入力がある場合ランダムで1つを選択する。
Figure 7.12 のモジュール M9 の場合、X で記された個所に対して挿入が行わ
れる可能性がある。
- 挿入個所で列を分断し、CASE1 と同様の方法で作成されたモジュール列
を挿入する。
CASE3:パラメータ値の変更
SATO Yoshihiro
平成12年11月10日