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: 図の最適化 : 例題からの学習 (LFE) : 従属ツリー

LFE: DNFに基づいたアルゴリズム

TPsと前提条件の最適な集合を見つけるのは,惑わせられやすいが,単純なアルゴリズムを用いている.

  1. 正しい目標レベルの仮定の一般化された従属的ツリーを,分離的な規定の型 (DNF) に変換する.

  2. その他の正しい目標レベルの仮定:

    1. それ自体の一般化された従属ツリーをDNFに変換する.

    2. 新旧のDNFの式にANDを適用する.

    3. ANDツリーの結果をDNFに変換する.

  3. 仮定の合計を最も少なく生成する接続的な部分項の選択をする.

従属的な関係の理論によると,最終的なDNFの表現式の接続的な部分項における,TPsと前提条件は, トレーニング画像から,全ての正しい目標レベルの仮定を再生するには十分といえる. 端的にいえば,SLSは正しい仮定を生成する最適な方法を選択する.

根本がORノードか,部分項のシンボリッククロスプロダクトをとる場合,もしくは,根本がANDノードの場合, AND/ORの従属ツリーは,まず,それぞれのサブツリーをDNFに変換し,次に部分項を組み合わせる 標準的なアルゴリズムで変換されている. TPが,クロスプロダクトをとり,ANDを適用すると, 結果的な前提条件は,ANDを適用した2つの例の前提条件の共通部分になる.

この基本的なアルゴリズムを効率的に証明するために,わずかに変化させる. まず,SLSは,全ての項ではなく,DNFの表現式の最小の項を見つけようとするので, 他の論理的な超集合の,いかなる接続的な部分項も,取り除き, 考慮したい項の数を減少させる. 次の修正点は,従属ツリーのサイズと,単純な従属ツリーから,かなり複雑なものまで,ステップ2を繰り返すことにより, 正しい目標レベルの仮定は分類される. このことにより,最終結果に影響することなく,暫定的なDNFの表現式のサイズを減少する.



SATO Yoshihiro 平成12年10月3日